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Retrieve_tは、モジュール設定にDTSとのリンク情報がある第7サイクル以降の時間軸データの情報を取得することができます。(※補足1)Retrieve_tで時間軸を取得する
時間軸情報を取得するには、Retrieve_tコマンドで次のように呼び出します。
Retrieve_t DiagName shotNumber subShotNumber channelNumber [filename] [-S | --silent] [-D | --double][-w | --wait [-t timeout (sec)] ]
コマンド実行後、カレントディレクトリに時間軸データは.time、パラメータは.tprmがついた2つのファイルが保存されます。
DTSモジュールを指定した場合は、パラメータファイル(.tprm)のみ保存されます。
各項目は次を参考に設定します。
DiagName : | 計測名(Bolometer, Magnetics, Halpha, ...) ※補足1 またはDTSモジュール名 (DTS:VME01, DTS:VME01:DMOD0, DTS:133.75.175.100, ...) |
---|---|
shotNumber : | ショット番号 |
subShotNumber : | サブショット番号 |
channelNumber : | チャンネル番号(e.g. 1,3-6,1,3:6 でCh#1,3,4,5,6、0
で全チャンネルを指定) 信号名(e.g. sig-tag1) |
filename : | データを保存するファイル名の先頭部を指定 省略した場合は、 [計測名]-[ショット番号]-[サブショット番号]-[チャネル番号].time という名前で保存されます 指定すると、[計測名]の部分が FileName に置換されます 保存先パス(ディレクトリ)名を指定することもできます ディレクトリ指定には、末尾に \ をつけてファイル名と区別してください c:\data\ は、指定ディレクトリに [計測名]-1394-1-1.time などを作成しますが、c:\data は、c:\ ディレクトリに data-1394-1-1.time などを作成します |
-S | --silent : | このキーワードを付けることにより、出力メッセージを抑制します |
-D | --double : | このキーワードを付けることにより、DOUBLE型配列で保存します |
-w | --wait : | WAITモードでプロシージャを実行します (DTSモジュールを直接指定する場合は無効) |
-t timeout (sec) : | WAITモードでの実行中、データが存在しない場合、出現するまで待つ時間 単位は秒。この項目の省略時には180秒に設定されます -w | --wait 無しで、この項目を指定した場合は無視されます |
例)
Retrieve_t ECH 30000 1 1
Retrieve_t DTS:VME01:DMOD1 90000 1 1