当グループではLHD計測データ収集系(LABCOMシステム)の運転と、同実験関係者・共同研究者の計測データ収集・データ利用・遠隔実験等を支援する以下のサービスを行っています。詳細は各項目をクリックしてください。
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RetrieveEXE の使用方法

コマンドラインからRetrieveを使用するには、 こちらの手順を追ってお進みください。

環境変数の設定を行う
(設定されていない場合のみ行ってください)
環境変数は、通常 Retrieve+dbStore をインストールすると自動的に設定されますが、うまく設定されない場合があります。
その場合は以下の手順に従って手動で設定してください。
  1. [コントロールパネル]→[システム]の[詳細]タブをクリックし、[環境変数]をクリックします。
  2. [システム環境変数]の中から"Path"を選択し、[編集]をクリックします。

  3. "Path"の変数値に"C:\LABCOM\Retrieve\bin"を追加し、[OK]をクリックします。
    ※他の変数値を削除しないようにしてください。

  4. [システム環境変数]の"Path"に"C:\LABCOM\Retrieve\bin"が追加されているのを確認後、[OK]をクリックしてください。

コマンドプロンプトを開く [スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]をクリックする。
または、[スタート]→「ファイル名を指定して実行]で、[cmd]と入力する。
 
Retrieveでデータを取得する コマンドを入力し、データを取得します。
※収集されている計測データを検索することができます。データ収集検索でご確認ください。
計測データの取得方法

コマンドを入力します。

Retrieve DiagName ShotNumber SubShotNumber ChannelNumber [FileName] [-t] [-o ObjectType] [-h TransdServerName] [-p root]

DiagName : 計測名を指定します。
ShotNumber : ショット番号を指定します。
SubShotNumber : サブショット番号を指定します。
ChannelNumber : チャネル番号を指定します。
xx:yy のような指定も可能です。
たとえば、16:25 のように指定すると、16 から 25 までのチャネルデータをファイルに保存します。
このオプションを 0 にした場合は、存在するすべてのチャネルデータをファイルに保存します。
FileName : データを保存するファイル名を指定します。
ファイル名を指定すると、カレントディレクトリに次のような名前でデータを保存します。
  ショットデータ: [ファイル名][ショット番号]-[サブショット番号]-[チャネル番号].dat
  パラメータデータ: [ファイル名][ショット番号]-[サブショット番号]-[チャネル番号].prm
   ※ファイルの拡張子は、ショットデータには .dat、パラメータデータには .prm が自動的につきます。
ファイル名を省略することもできます。その場合、ファイル名は次のような名前で保存されます。
  ショットデータ: [計測名][ショット番号]-[サブショット番号]-[チャネル番号].dat
  パラメータデータ: [計測名][ショット番号]-[サブショット番号]-[チャネル番号].prm
データを保存するディレクトリを指定することもできます。
ディレクトリのみを指定する場合は、ファイル名の最後に \ をつけてください。

※以下のオプションはデバック用ですので、通常は使用する必要はありません。
-t : インデックスデータベースを使用せず、Transd サーバ名を直接指定してデータを取得する場合指定します。
このオプションを指定した場合は、オブジェクトタイプ、Transd サーバ名を指定する必要があります。
-o ObjectType : オブジェクトタイプを指定します。ファイル形式を指定した場合は、ルートディレクトリも合わせて指定する必要があります。
'f':ファイル形式 'o':O2オブジェクト形式 's':ObjectStoreオブジェクト形式
-h TransdServerName : Transd サーバ名を指定します。
-p root : ルートディレクトリを指定します。オブジェクトタイプにファイル形式を指定した場合は、合わせて指定する必要があります。
 
例)
  1. ファイル名を指定
    C:\> Retrieve Mag 1394 1 32 ShotData
    と指定すると、Cドライブに次の2つのファイルが保存されます。
    ShotData1394-1-32.dat
    ShotData1394-1-32.prm
     
  2. ファイル名を省略
    C:\> Retrieve Mag 1394 1 32
    と指定すると、Cドライブに次の2つのファイルが保存されます。
    Mag1394-1-32.dat
    Mag1394-1-32.prm
     
  3. デレクトリとファイル名を指定
    C:\> Retrieve Mag 1394 1 32 C:\data\ShotData
    と指定すると、C:\data ディレクトリに次の2つのファイルが保存されます。
    ShotData1394-1-32.dat
    ShotData1394-1-32.prm
     
  4. ディレクトリのみを指定
    C:\> Retrieve Mag 1394 1 32 C:\data\
    と指定すると、C:\data ディレクトリに次の2つのファイルが保存されます。
    Mag1394-1-32.dat
    Mag1394-1-32.prm
     
  5. デバック用オプションを指定
    C:\> Retrieve ECH 30000 1 0 d:\lhd-das.5\ -t -o s -h das17.LHD.nifs.ac.jp
    C:\> Retrieve ECH 30000 1 0 d:\lhd-das.5\ -t -o f -h dasraid -p ShotData

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