平成13年6月22日
NBI3号機ギャップ短絡試験のノイズ測定
LABCOM
平成13年6月13日(水)と14日(木)に実施されたNBI3号機ギャップ短絡試験のときにデータを収集してデータに入るノイズを調べた。
信号経路
Dステージ下の銅ダクトからカマック室のAurora14モジュール
銅ダクトの端子に以下ものを接続した。
1. 10メートルの同軸ケーブルの先にファンクションジェネレータ
2. 2メートルの同軸ケーブルの先端を50Ω終端
3. 銅ダクトの端子を50Ω終端
4. 2メートルの同軸ケーブルの先端を開放
5. 銅ダクトの端子を開放
結果
1. のみデータにノイズが認められた。
つまり、信号線へのノイズの影響は認められず、ファンクションジェネレータの電源からのノイズの影響があったと思われる。
ノイズの影響の見られる時間は15~50μ秒
データ上のノイズの振幅は最大0.32Vpp
データ上のノイズの振幅が最大であったときのデータを示す。
このときの設定電圧は-170kVでブレークダウン回数は9回