当グループではLHD計測データ収集系(LABCOMシステム)の運転と、同実験関係者・共同研究者の計測データ収集・データ利用・遠隔実験等を支援する以下のサービスを行っています。詳細は各項目をクリックしてください。
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dbStore利用方法 for PV-WAVE/IDL

ver.16.0.1 '12.8.27現在

計測データまたはパラメータを保存するには、データを作成後、dbStoreで保存します。

事前準備

参照サイトを変更する

Retrieve+dbStoreをインストールすると、参照サイトが自動的に「LHD」に設定されます。デフォルトの参照サイトを変更したい場合はこちらをご覧ください。

テンポラリファイルの作成場所を変更する

dbStoreはテンポラリファイルを作成します。デフォルトではカレントディレクトリに作成します。
テンポラリファイルを作成するディレクトリを変更したい場合は、次の手順に沿って環境変数 「DBSTORE_TMP」を作成してください。 (インストール時には環境変数 「DBSTORE_TMP」は作成されません)

  1. コントロールパネルで「システム」を選択します。
  2. 「システムのプロパティ」ダイアログが表示されますので、「詳細設定」タブの中にある「環境変数」をクリックします。
  3. 「環境変数」ダイアログが表示されますので、システム環境変数で「新規」をクリックします。
  4. 変数名に「DBSTORE_TMP」、変数値にテンポラリファイルを作成するディレクトリを指定し「OK」をクリックします。
  5. 「環境変数」ダイアログでもう一度「OK」、「システムのプロパティ」ダイアログでも「OK」をクリックします。

ショットデータ・パラメータデータを準備する

ショットデータパラメータデータの2種類を準備します。どちらか1つでもデータは保存できます。

ショットデータの準備

バイナリ配列データ、またはフレームに対応したカメラ画像データを保存します。

例)
data = indgen(131072)

パラメータデータの準備

登録するパラメータ数を指定しInitParamListでパラメータリストを作成します。
その後SetParamでパラメータを1つずつ格納します。

例)
InitParamList, ParamArr, 2
SetParam, ParamArr, 'ClockSpeed', 10000, 'INTEGER', code
SetParam, ParamArr, 'MemorySize', 131072, 'INTEGER', code

データを保存する

ショットデータ(バイナリ配列データ、またはフレームに対応したカメラ画像データ)とパラメータデータをdbStoreで保存します。
ショットデータまたはパラメータを空で登録する場合は、変数名nullを使用します。
ショットデータの登録処理を途中でキャンセルすることもできます。
また、エラーコードをエラーメッセージに変換するコマンドもあります。

バイナリ配列データの保存

dbsOpenでショットデータの登録を開始し、チャネルデータ数分dbsWriteを繰り返します。dbsCloseでショットデータの登録を終了します。

例)
dbsOpen, des, '','LABCOM', 49001, 1, 'RAW', code
dbsWrite, des, 1, ParamArr, data, 'INT16', code
dbsClose, des, code

フレームデータの保存

まず、dbsOpenでショットデータの登録開始を宣言します。
次にdbsOpenFrameでフレームデータの登録を開始し、フレームデータ数分dbsWriteFrameを繰り返します。
dbsCloseFrameでフレームデータを終了します。
最後にdbsCloseでショットデータの登録を終了します。

例)
dbsOpen, des, '','LABCOM', 49002, 1, 'RAW', code
dbsOpenFrame, des, 1, 640, 480, 'GRAY8', code
dbsWriteFrame, des, 1, 1, data(*, *, 0), code
dbsCloseFrame, des, 1, null, code
dbsClose, des, code

キャンセルする場合

途中でショットデータの登録をキャンセルするには、dbsAbortでキャンセルします。

例)
dbsOpen, des, '','LABCOM', 49001, 1, 'RAW', code
dbsWrite, des, 1, null, data, 'INT16', code
dbsAbort, des

エラーコードのメッセージ変換

エラーコードをdbs_messageでエラーメッセージに変換します。

例)
dbsOpen, des, '', 'LAB', 1, 1, 'RAW', code
dbs_message, code


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